長野 章Blog.

2012年8月28日 火曜日|

全日本漁港建設協会のホームページには「災害復旧・復興工事支援情報システム」というページがあります。全国から作業船と技術者の支援を行うために岩手県、宮城県、福島県の被災3県の会員会社が必要な作業船と技術者を検索し支援を要請するためのページです。そのページ中に、発注関連情報を知るために、水産庁と3県の26の発注機関の発注情報サイトにアクセスできるところがあります。その発注機関のサイトにアクセスして最近の不調不落の発生件数を調べてみました。図のように7月、8月にボチボチと不調不落が出現しています。

全日本漁港建設協会会社の方々にお願いです。

今後とも、3県の協会会社はじめ全国の協会会社の方々は、全日本漁港建設協会のホームページの「災害復旧・復興工事支援情報システム」を活用していただき、全国の会員の絆で支援を得て不調不落を出さないよう努力されることをお願いいたします。

また、「災害復旧・復興工事支援情報システム」は、機能アップを心がけています。今度、作業船の居場所を地図表示する機能を加えます。近日公開しますのでご期待ください。なお、システムの機能アップについてのご要望をお寄せ下さい。震災の復旧工事の発注情報へのアクセス機能なども会員会社からの要請に従い行ったものです。

2012年8月11日 土曜日|

東日本大震災後、岩手県及び宮城県は何回となく現地に行き、復旧復興の委員会、支部の方々との情報交換、作業船や技術者等に関する要望等の聞き取りました。その結果を、いろいろな機関への要望書という形でまとめてきました。しかし、福島県へはいわき方面へ一回行ったきりで、その後ご無沙汰していました。どのような復旧状況になっているのか、復旧の工事は順調に行っているのか、復旧工事支援システムなど利用してもらっているのかなどなど、を調べに行きたいと思っていました。丁度お盆前の時間が出来た時を縫って、8月6日はいわき方面の協会会社へ、8月10日は相馬方面の協会会社に行き、いろいろな状況をお聞きしました。福島県の漁港は全部県営で、この7月から県の発注も始まり順調に進んでいるとのことでした。但し、原発の近くの請戸漁港と富岡漁港は、当然ですが、まだ査定も終了していないとのことでした。
松川浦漁港の橋は残っていて、二地区の間の工事用連絡道として有効に使われています。

松川浦漁港は一部再開されて水揚げも行われています。しかし、柱だけ残った荷捌所はさびしいですね。

防波堤の上にまだ津波により乗りあげられた漁船が乗っていました。もう一年半もたつと言うのに「モニュメント」として残しているのか?

隣接する相馬港は泊地もあり多くの作業船が集積するとともに、セメントサイロや生コン工場及び火力発電所があり、復旧復興工事で動いていると事が実感できました。